【コロナで始まったオンライン授業】オンライン授業のメリットとは

2021/11/19

渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレイン講師の福井です。2021年11月現在、コロナも落ち着いておりますが、今後また感染拡大するのではないかと言われています。以前のように非常事態宣言で教室での授業実施ができないというのは考えられませんが、オンラインとの併用の可能性は考えられます。

現在でも大手学習塾の中には、オンラインと教室授業を併用しているところがあります。このようにオンライン授業が一般に認知される中で、あらためて小学生対象のオンライン授業のメリットについて、保護者の側と教室側から考えたいと思います。

オンライン授業の種類

オンライン授業には2つの種類があります。

ライブ配信は時間が決められており、その時間にパソコンやタブレットの前で授業を受ける形です。双方向でのやり取りも可能になるため、教室と同じような形で講師の授業をオンタイムで受けられます。ただし目の前に受講者がいるわけではないので、実際の空気感がわかりにくいというのがあります。

オンデマンド配信はあらかじめ動画教材を用意しておいて、それを受講者が視聴する形です。ライブ配信ではないので、受講者が好きな時間に好きな場所で教材の視聴ができます。動画を見た回数や時間をチェックすることもできるので、進捗管理は楽です。

ただし動画教材を作成する手間がかかり、動画配信や進捗管理をするためのシステムは必要になってきます。

小学生向けのオンライン授業も多く行われています。学習効果については今後、研究が出てくるでしょう。そこでここでは保護者の方にとって小学生向けオンライン授業はどのようなメリットがあるのか説明します。

教室へ送迎をしなくてもいいのは保護者の方にとっては都合がよいです。小学校高学年になればひとりでも通えますが、小学校低学年はひとりでの通室は難しいと言えます。その点、オンラインであれば自宅で受けられるため、保護者の方が受講の準備をすればOKです。

教室での授業だと子どもたちの様子がわかりません。しかしオンライン授業であれば、家で子どもたちが受講しているため、子どもたちの学習の様子がわかります。実際にどのような授業が行われているのかもわかりますし、子どもが楽しんで授業を受けているのかも見えるため、子どもと習い事の相性も見られるでしょう。

オンラインだと進捗チェックの保護者画面があるサービスが多いです。進捗管理ができことで保護者の方がお子さんが勉強しているのかどうか、勉強が進んでいるのかどうかを把握できます。ライブ配信のみで進捗管理ができないサービスもありますので、進捗管理ができるサービスを選ぶというのもひとつの方法でしょう。

保護者の方にとってのオンライン授業のメリットはすでに述べましたが、教室運営者にとってのオンライン授業のメリットはどのようなものがあるでしょうか。ここでは以下の3点をメリットとして紹介します。

ライブ配信で授業をする場合、講師は出社する必要はありません。そのため優秀な講師を全国から集められます。また子育てや介護などでフルタイムでの勤務が難しい人も授業の時だけ働いてもらうということが可能です。

もちろん出社しないので講師の管理や研修等で教室での授業とは違った苦労がありますが、人材不足の昨今、全国から人材を募集できるのは魅力的でしょう。

オンライン授業の場合、教室を借りる必要がありません。そのため教室を借りる費用が節約できます。教室の賃貸料は固定費ですので、節約できません。その費用がなくなるだけでもかなりの経費削減になるでしょう。

教室で授業を行う場合、通室範囲が限定されます。しかしオンラインであれば全国の生徒が対象になります。全国から受講してもらえるので、多くの生徒に受講してもらえる可能性はあります。ただオンライン授業のライバル会社は多いので、全国から生徒を集められるからといって、生徒がたくさんくるわけではありません。

オンラインであればオンラインにとって最適な集客方法を実践する必要があるでしょう。

オンライン授業にはメリットもデメリットもあります。オンライン授業を実施する場合はオンライン授業のメリットを生かした運用をしましょう。そうすることで、教室事業とはちがった形の授業を子どもたちに提供できるはずですよ。

スモールトレインでは御社の要望に合わせて、お子様対象のプログラミング教材を作成しています。小学生対象の教室でのオプション講座やイベント用として活用できます。また継続的に講座やイベントを実施できるように、御社の社員に対して研修も行っています。

ご興味のある方はこちらからお問い合わせください。