2024/05/15

プログラミング言語「Scratch」とは?学ぶメリットについて解説

スクラッチプログラミング

プログラミング教室スモールトレインでは、プログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を使用したプログラミング教育を行っています。

Scratch は、アメリカの非営利団体 Scratch 財団とマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ ライフロング・キンダーガーテングループによって共同開発された、ビジュアルプログラミング言語です。

Scratch では、ブロックを組み合わせることでプログラミングができます。ブロックには、「動き」や「音」のほか、「演算」や「変数」など様々な種類が用意されています。組み合わせ方次第で、簡単なアニメーションやゲームだけでなく、より高度なプログラミングも可能となっています。

Scratch でプログラミングを学ぶメリットは、どのような点にあるのでしょうか。

一つは、プログラミングのコードを書くために必要な文法や英語の知識がなくても、プログラミングを始められるという点があげられます。「プログラミング」と聞くと、何となく「よくわからない」、「専門的な知識がないとできない」といったイメージを持たれる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Scratch は、日本語表示にも対応しています。そのため、日本語で文章を組み立てるようにしてプログラミングをつくることができ、小学生でも取り組みやすいといえます。難しく考え過ぎず、「まずやってみる」ということができる点は、プログラミングを学び始める子どもたちにとってメリットの一つといえるでしょう。

また、修正がしやすいという点もメリットの一つにあげられます。一度つくったプログラミングが思うように動かなかった場合、一般的なプログラミング言語では、英語で書かれたコードを細かくチェックしていく作業が必要になります。

その点、Scratch では、使うブロックを交換したり、ブロックの組み合わせ方を変えてみたりすることで修正ができ、試行錯誤がしやすくなっています。「一度やってみて、うまくいかなかったところは直す」ということを嫌がる子どもたちは少なくありません。

しかし、うまくいかない部分と向き合い、修正していくということは、子どもたちの成長においては必要不可欠なものです。やり直しに取り組みやすいという点は、子どもたちが学習を進める上で大きなメリットといえるでしょう。

スモールトレインのプログラミング教育では、子どもたちの「ことば力」を大切にしています。「ことば力」とは、たとえば、問題を読み解く力であり、文章を組み立てる力であるといえます。その力は、子どもたちがたくさんのことばを知り、そのことばで遊び、そのことばを理解することで養われていくと私たちは考えます。

そうして「ことば力」を磨き、子どもたちが「考える習慣」を身につけ、自分自身で考えて行動できるようになることは、今の日常生活や学習面だけでなく、将来、大人になったときにも大いに役立ってくれるはずです。

私たちと一緒に、さぁ、ことばと友だちになりましょう!

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