2016/11/14

Minecraft: Education Editionが提供されるようになりました

マインクラフト

東京都渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレインで講師をしております福井です。さて、子どもたちに大人気なゲームでありますマインクラフトですが、2014年にスウェーデンの開発スタジオは約25億ドルで買収されています。2016年には、マイクロソフトは教育用としてマインクラフトを売り出すことになりました。

Nadella氏は声明で、「Minecraftは、素晴らしいゲームフランチャイズを超えた存在だ。オープンな世界規模のプラットフォームであり、われわれが心から大切に思う活気あるコミュニティーを中心とし、そのコミュニティーとMicrosoftにとっての新しい機会に満ちている」と述べた。

マイクロソフト、「Minecraft」開発元のMojangを買収へ–25億ドルで

その際にマインクラフトの生みの親でもありますノッチ氏は会社を去っています。

2週間前、酷い寒さの中で自宅にいる時、どうすることもできないある種の利用規約問題でネットが炎上し、私に矛先が向けられていました。私は困惑していました。理解できませんでした。フラストレーションが溜まった私は、こんなツイート(私が所有するMojangの持ち株を誰か買ってくれれば、私は真面目な人生を送ることができるかな? 正しいことをやろうとして憎しみを買うのは私の仕事ではありません)をしました。YouTubeで“This is Phil Fish”の動画を観て、私は自分自身のファンと繋がりがないことに気付き始めました。あると思っていたのですが。私は「シンボル/象徴」になっていたのです。自分に理解できず、もはや関わっていないのに度々追いかけてくる、何かとても大きな物への責任を抱えた「シンボル」にはなりたくありません。私は起業家ではないのです。CEOでもありません。私はTwitterで自分の意見を言いたいだけのオタクなコンピュータープログラマーです。

(中略)

愛しています。皆さん全員を。『マインクラフト』を今のような形に変えてくれたことに感謝します。しかし、ファンがあまりにも多すぎて、これほど大きなものへの責任を負えません。ある一面で、今それはマイクロソフトのものになりました。もっと大きな面で見れば、長い間『マインクラフト』は皆さんファンのものであり、それは永遠に変わらないでしょう。

お金のためではありません。私の正気のためです。

『マインクラフト』生みの親ノッチの声明全文 ― MS買収のMojangを去る理由とは

つまり責任が大きくなりすぎて、お金のためではなく、正気のためにマイクロソフトの買収に応じたということです。確かに注目が集まりすぎて、そのプレッシャーに押しつぶされそうになったことは想像できます。「私は企業家ではなくプログラマーだ」と思っていたのでしょう。こうしてマインクラフトはマイクロソフトが権利を有することになりました。そして、マイクロソフトはこのマインクラフトを教育用に生かそうと考えています。

ITを駆使しての教育への取り組みとして、日本マイクロソフトでは“生徒、教員にパワーを”、“教育/研究の業務を最適化”などをテーマにしているが、プログラミング教育の施策として打ち出したのが、初等中等教育での教材としての『Minecraft』の活用。マイクロソフトでは、βテストを実施していたWindows 10、OS X向け『Minecraft: Education Edition』の提供を、2016年11月1日(アメリカ時間)より開始するというのだ。先生が授業を支援する機能を加えられたという同ソフト。記者発表会では、教育用途での『Minecraft』の使用を積極的に推し進める宮城教育大学 准教授の安藤明伸氏がビデオ出演。“これからの教育に対する『Minecraft: Education Edition』への期待”として、“仮想空間環境としての利用”のメリットや、“プログラミング的思考との接点”、“主体的・対話的で深い学びの学習空間としての可能性”などを語った。

織田氏も、「命令を論理的に組み合わせることで、論理的にものごとを解決していく思考が養われる」、「共同で開発していくので、アクティブラーニング(学修者が能動的に学修することで、汎用的能力の育成を図る)が身につく」と説明。『Minecraft: Education Edition』の教育分野での可能性を挙げた。

『Minecraft: Education Edition』が11月1日(アメリカ時間)より提供開始 おなじみのサンドボックスゲームが教育用途に

ただこれらの効果については未知数です。実際にどのような教育を行えば良いのかはよく分かりませんが、先生が教えやすいツールであることは間違いないでしょう。2020年のプログラミング教育必修化に向けて、さまざまな企業が動いているのですが、今後もこのマイクロソフトの動きには注目していきたいと思います。スモールトレインではラズベリーパイを使っているので、無償でマインクラフトパイが使え、さらにスクラッチで操作もできます。そこまで学習できるとマインクラフトも面白いですね。

多くの方にプログラミング教室スモールトレインに参加していただくため、コースとして月2回、月4回、月8回とあり、曜日固定ではなく空いている時間に来られます。土曜日も開講しておりますので、遠方だからと悩んでいる方もぜひ説明会にご参加ください。お待ちしております。

現在、プログラミング教室スモールトレインでは、説明会&体験会を実施中です。説明会&体験会は11月19日・26日(土)に開催します。日程のご都合がつかない場合は別日程で個別に説明させていた頂きますので、ご都合のよろしい日時をご連絡ください。

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