2016/08/02

スクラッチで筆算を作ろう~ひき算編

プログラミング 筆算

東京都渋谷区にある小学生対象のプログラミング教室スモールトレインで講師をしております福井です。今日は先日に引き続いて筆算です。前回はたし算でしたので今回は引き算のひっ算です。違いとしては繰り上がりか繰り下がりかなので、たし算のひっ算ができれば容易にできかと思います。

まず引かれる数の桁数をいれます。たし算と違うのは引く数の方が引かれる数よりも大きくなることはないということですね。小学生の場合はマイナスの答えはありませんので。

プログラミング 引き算のひっ算

次に引かれる数を入れます。今回は458で。

プログラミング 引き算のひっ算

次に引く数は269にします。答えは分かりますよね。

プログラミング 引き算のひっ算

答えは189です。簡単に見えますよね。

プログラミング 引き算のひっ算

しかし、実際には以下ののコードではダメです。

プログラミング 引き算のひっ算

例えば簡単な計算100-98をやってみましょう。答えは2ですが、プログラミングした答えはこれ。

プログラミング 引き算のひっ算

あれ、全く違うぞ。なぜこのような問題が起こるかというと100の10の位から1を借りてくるのですが、10の位は0ですから‐1になってしまうんですね。そこで10の位が0だった時は10の位は0にして、さらに100の位から1を借りてくればいいのだと分かります。

しかし、1000-999の計算をした場合、10の位だけでなく、100の位も0ですから、先ほどの考え方をそのまま実装してもおかしな答えになります。実際に以下のような答えになりました。

プログラミング 引き算のひっ算

こんな感じでひっ算ひとつとっても簡単にプログラミングできません。面白いですよね。スクラッチは無料で以下のサイトでできますので、ぜひチャレンジしてみてください。

現在、プログラミング教室スモールトレインでは、説明会&体験会を実施中です。8月の説明会&体験会は8月6日(土)、8月17日(水)~19日(金)です。自習教室の内容も含め、気軽にご参加ください。

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